「換気」 ナイチンゲール も150年以上も前からこだわった

皆さんはナイチンゲールと聞いて、思い浮かぶ事はいくつありますか??

彼女は看護師さんでありながら、病院の設計や公衆衛生、統計学の研究者でもありました。

19世紀に勃発したクリミア戦争において、劣悪な衛生環境が原因で負傷兵の多くが亡くなる事を突き止めました。

野戦病院では負傷兵たちが下水の滞留した不衛生なベットで寝かされることは、

仕方ない事とされ、誰も疑問を持たない状況だったらしいです。

環境の悪い劣悪環境では感染症により、負傷兵は命を落として行きました。

戦地で亡くなる人数に迫る数だったと言われています。


彼女の観念が各地の病院に浸透する前は、せっかく入院しても回復するどころか症状が悪化することも珍しくなかったらしいです。

研究を進めていく中で、理想的な衛生環境を整える条件の中で基本としたのは『換気』でした。

その他、統計学を駆使して感染症が環境の悪い貧困地区で多発している事に気がつきます。

子だくさんで狭い家では、ソーシャルディスタンスは充分ではありませんでした。

現代では当たり前となった三密に対する感染対策は、既に150年以上前から注意喚起されていたんですね。


これを機に彼女の功績を振り返ってみるのも面白いと思います。

冬場の感染拡大を前に、皆さんの参考になると良いですね。


一口メモ:

彼女の200回目の誕生日は、昨年初めての非常事態宣言の後だったんですね。



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だいずのまめちしき

ゆるすぎず、かたすぎず、 ちょうどいいが丁度いい。 何をやっても調子が悪い。 そもそもやる気がでない。 やり方がわからない。 そんな皆さんの一助になれば 幸いです。 焦らず めげずに マイペースで参りましょう。

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